「筋トレを始めよう」と思ったとき、多くの方がまず気にするのは「何キロ挙げるか」「週何回やるか」です。しかし理学療法士の立場から言うと、初心者が最初に取り組むべきものは重量でも回数でもなく、フォーム(動作の質)です。
なぜフォームが最優先なのか
① 狙った筋肉に効かせるため
同じスクワットでも、フォーム次第で「お尻と太ももに効く運動」にも「腰を痛める運動」にもなります。関節の角度や重心の位置がわずかに違うだけで、負荷がかかる場所は大きく変わるからです。
「ジムに通っているのに変わらない」という方のトレーニングを見ると、フォームの崩れで狙った筋肉に負荷が乗っていないケースが非常に多くあります。
② ケガを防ぐため
崩れたフォームのまま重量を増やしていくと、腰・膝・肩などの関節に負担が蓄積します。痛みが出ればトレーニングは中断。ケガはダイエットや身体づくり最大の敵です。
③ 悪いクセは後から直しにくいため
一度身についた動作のクセは、後から修正するのに何倍もの時間がかかります。最初の1〜3ヶ月で正しい動作を覚えてしまうのが、結果的に一番の近道です。
やりがちなNGパターン
- いきなり高重量に挑戦する——フォームが崩れ、関節で挙げるクセがつく
- 回数だけをこなす——効いていない動作を何十回繰り返しても効果は薄い
- 動画のマネだけで完結する——自分のフォームのズレは自分では見えない
特に3つ目が重要で、フォームは「知っていること」と「できていること」が別物です。鏡や動画で確認しても、骨盤の傾きや重心のズレまでは自分では判断できません。この「自分では見えない部分を誰が見るか」は、通うジムのタイプによって変わります。詳しくはフォームを誰が見るかで変わるジムの選び方をご覧ください。見る側が具体的に何を確かめているかはトレーナーが見ている5つのことで解説しています。
正しいフォームへの近道
最短ルートは、動作を客観的に評価できる専門家に最初だけでも見てもらうことです。とくに理学療法士は、関節の可動域や姿勢のクセまで含めて動作を評価するのが本職です。
身体の硬さや姿勢の崩れが原因で正しいフォームが取れない場合は、ストレッチや整体で可動域を確保してからトレーニングする、といった順番の調整も必要になります。
減量中は、扱える重量が落ちていないかもフォームと同時に確認したい項目です。落とす速さの目安はリバウンドを繰り返さない5つの手順にまとめています。
まとめ
筋トレの成果は「重量×回数」の前に「フォームの質」で決まります。初心者のうちに正しい動作を身につけることが、遠回りに見えて最大の近道です。
さいたま市南区・武蔵浦和のパーソナルジムLIMITED武蔵浦和店では、理学療法士がマンツーマンで姿勢・可動域の評価からフォーム指導まで行います。これから筋トレを始める方は、まず体験トレーニングでご自身の身体の状態をチェックしてみてください。
ご予約は下のボタンのほか、公式LINEから24時間受け付けています。「何から始めればいいか分からない」段階でも大丈夫です。
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